2018年の出雲大社のまこも祭に参加した

 

こんにちは。安藤です。

 

今日は、出雲空港にやってきました。

実は、昨年、企画が上がっていた「涼殿祭のイベント(出雲大社”真菰の神事”涼殿祭から始まる1dayイベント)」が、めでたく今年開催されることになりました。マコモマイスターの菊池さんにお誘いいただき、出雲にやってまいりました。今回は、正式参拝と講演会もあるそうなので楽しみですね。

 

前回記事

 

ちなみに、涼殿祭は、朝9時にやるので、東京から行くときは前泊して行かないといけません。前泊の場合は、出雲空港からリムジンバスに乗って、出雲市駅周辺にいくつかあるビジネスホテルに宿泊しましょう。出雲市駅前は飲食店も多くあるので、素泊まりプランでも安心です。ちなみに私は、駅前のスーパーホテルさんに宿泊しました。

 

移動はレンタカーが一番楽ですが、電鉄出雲市駅から電車で出雲大社前駅に行けば、そこから徒歩で出雲大社に行くことができます。運転免許がなくても大丈夫ですね。ちなみに今回は大型バスをチャーターしてくれたので、バスで現地に向かいました。とても助かりました。

 

バスに乗って、30分くらいで大きな鳥居が見えてきました。

 

はい。現地に到着しました。天気は快晴。いい一日になりそうです。

 

入口に地図がありました。近くまで行ってみましょう。

 

現在は、地図の左下にいるので、ここから中に入って行きます。

 

実は、涼殿祭は、真ん中の本殿ではなく、右側にある出雲の森で行われます。

 

出雲大社のホームページを見てみると、、

6月1日、午前9時よりの御本殿での月始祭に続き、「出雲の森」では「凉殿祭」が古式ながらにお仕えされました。
境内荒垣より東方へ約100メートルの場所にあるのが「出雲の森」で、椋の大木が御神木としてお祀りされています。
祭典では、この椋の大木の前に祭場が設けられ、粢団子(しとぎだんご)と醴酒(ひとよざけ)が供えられ、國造は祝詞奏上の後、御幣を奉持し銅鳥居横の御手洗井(みたらしのい)に至り、黙祷祈念を行います。
出雲の森より御手洗井までの間には白砂が盛られ、神職によって青々とした真菰(まこも)が1本1本敷かれます。その上を御幣を奉持した國造が歩むや否や、参列者たちは一斉にこの真菰を競ってもらい受けるのです。
このことから凉殿祭は「真菰の神事」とも呼ばれ、もらい受けた真菰をお風呂に入れると無病息災のお蔭があり、また田畑に埋めると五穀豊穣のお蔭があるというのが古くからの言い伝えであります。
(引用 出雲大社ホームページより)

 

ということで、出雲の森の前がベストポジションっぽいので、そこに行ってみようと思います。

 

では、移動します。

 

 

まずは、祓社(はらえのやしろ)に行きます。出雲大社に参拝する人々は、まずここで身心を祓い清めるとのことです。

 

 

 

では、もう少し奥に行ってみましょう。やっぱりしめ縄は、びっくりする大きさですね。

 

 

 

はい。銅の鳥居の前まで来ました。

 

場所は、この辺です。

 

この銅鳥居から右側に出雲の森があります。ここまでの道を國造が歩くので、こんな感じに白砂が置かれます。

 

そして、白砂の上に真菰が敷かれるので、この白砂の前でスタンバイしておけば、國造が歩いた後の、ありがたい真菰をゲットできるのです。

 

では、もう少し出雲の森に向かって行きましょう。

 

砂がきれいに等間隔に置かれています。

 

開始まで少し時間があったので、出雲の森の奥にある、命主社(いのちぬしのやしろ)を参拝しました。

 

 

 

 

樹齢1000年のむくの木にもお参りしました。

 

さて、出雲の森の前に戻ると、準備が始まっていました。

 

なんとびっくり、黒と白の幕を使っています。

日本では、めでたい時は紅白、不幸な時は黒白というのが一般的ですよね。でも後日、詳しい方に聞いたのですが、古来は、黒が一番尊い色で、その次が白とのことです。出雲大社はそれに従って、幕を黒白にしているとのことです。これは勉強になりました。

 

さて、準備も順調に進んで、人も集まってきました。

 

そんな中、私もベストポジションで待機することができました。

 

ところが、今年は時間が遅れているらしく、ここから1時間近く待ちました。気温もとても暑かったので、持参した麦茶があっという間になくなってしまいました。飲み物は多めに準備しましょう。

さて、そろそろかなと思って待っていると、、、、

 

あっ!!!

なんと、びっくり。私の前に、地元の青年会(と思われる)方々が並ばれました。オフサイドトラップ並みに隊列を整えて、綺麗に並んでいます。

 

ちょっと、環境が悪化してしまいましたが、まったく見えない状態になったわけではないので、ここは地元に貢献されている青年会にアリーナ席を譲ることにしました。

 

そうこうしていると、ようやく國造がやってきました。

 

 

みんな頭を下げます。

 

 

 

 

参拝が終わって、ここから現場の雰囲気がピリピリしてきます。

 

真菰が敷かれて、國造がその上を歩き、歩き終わった真菰は、早い者勝ちでゲットできるのです。

 

 

手際よく、真菰が敷かれて、、、

 

國造が歩きます。

 

 

この段階で、少しフライングして真菰をゲットする人もいました。

 

毎年の常連さんっぽい方は、取りに行くタイミングを熟知しているようで、手際よく真菰を回収していました。

 

 

むくの木の前の真菰も皆さんに回収され、現場は人であふれてました。

 

 

白砂もペチャンコになっていました。

 

最後に、むくの木にご挨拶をして、銅の鳥居に戻ります。

 

銅の鳥居でも隊列を整えた移動を見ることができました。

 

回収した真菰は自宅に持ち帰り、無病息災のお祈りとして、お風呂に入れました。今年も健康的な1年になるとうれしいです。

 

真菰を沢山ゲットするには、出雲の森の正面だと直前にオフサイドトラップを仕掛けられるかもしれないので、出雲の森から少しだけ離れた場所で待機するのがいいかも知れませんね。

 

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