真菰(まこも)を植栽して、川の水質浄化をした
こんにちは。マコモマイスターの菊池です。気仙沼の街もすっかり暖かくなりました。まもなく初夏を迎え、マコモの栽培の時期になります。
さて、今回は「みっけ学舎」がある宮城県の川崎町本砂金の川に真菰を植えていこうと思います。
実は昨年からこの話は上がっていて、荒川代表や川崎町の町長さんとも企画しておりました。
川崎町は自然がとても豊かで、美味しいお米や野菜も採れます。川の水もキレイで、仙台市民のみなさんの飲み水にもなっています。今回はその川の源流まで向かい、浄化の植物である真菰を植えて、もっと川の水をキレイにしよう! という企画です。
まずは、私たちが普段育てている気仙沼の真菰畑に行き、真菰の株分けをします。気仙沼は、1年中安定した気候で、真菰の栽培に適しているんですよ。
これを元砂金に持って行きます
ひとつひとつ、分けて車に積みます。
たくさん車に積みました! では、本砂金に向かいましょう!
本砂金に着きました。やっぱり本砂金は自然が豊かで川もキレイですね。
では、この本流に繋がる川から上流に向かい、源流まで行って、そこに真菰を栽培して水質浄化をしましょう!
ここから上流に向かいます。
源流に近づくにつれて川が細くなっていきます。
源流に到着しました!
さすが源流です。水がとてもキレイ!
ここに真菰を植えていきます。
川の水で流されないように、端っこから少しずつ植えていきます。
完成です。
植え付け作業で泥を掘り起こしてしまいましたが、しばらくすると、こんなキレイな感じになりました。全部で200本植えました。これからスクスク育ってくれると思います。定期的に観察しに行こうと思います。
さて、今回は丁度良い機会なので、この川の水を利用して米作りをしている田んぼにも行ってみようと思います。田んぼに空きスペースが少しあるとのことですので、そこにマコモダケを植えていこうと思います。ということは、先ほど植えた真菰で水質浄化された川の水を使って、マコモダケを育てることになりますね。楽しみです。
ここにマコモダケを植えていきます。けっこう広いですね。
先ほどの源流よりも広大なので、みんなで手分けして植えていきます。
まずは、ポールとロープを使って、等間隔にマコモダケを植えることができるように準備します。
今回は、全て手作業で植えます。かなり大変ですが、昔の人は当たり前のようにやっていた作業です。昔の人には頭が下がりますね。。
ちょっと油断すると、足がはまってしまい、抜け出せなくなります。手や足、腰、カラダ全体を使う作業です。
荒川代表も大変そうにやっていました。
ようやく、完成です!
秋には収穫時期を迎え、美味しいマコモダケになる予定です。収穫したマコモダケは、みっけ学舎で販売する予定です。お楽しみに!
お知らせ
株式会社リバーヴでは、水質浄化や環境活動の一環で、真菰やマコモダケの植栽を全国で実施しております。
アナタの街で、「もっと水質を浄化したい」、「自然を取り戻したい」というご要望がありましたら、お気軽にコチラまでお問合せください。