2021年も出雲大社を参拝し、パワースポットにも行ってきた

 

こんにちは。リバーヴの阿部です。

今年も6月1日に出雲大社の涼殿祭があるため、出雲の国に行って参りました。道中、いくつかパワースポットがあったので、それも一緒にご紹介したいと思います。

 

 

赤浦海岸の薬師如来

出雲大社に向かう途中、県内でも有名な赤浦海岸に行きました。その名のとおり、海岸はとても赤く、砂浜にある岩や石の約7割は赤色系のものでできています。そして、この海岸は、ある伝説が伝えられている海岸なのです。

 

赤浦海岸の伝説

今から1000年以上前の話になります。むかしむかし、与市という漁師がいました。ある日、与市は赤浦海岸で漁をしていると、海の中に光る物を見つけます。物をすくい上げると、それはお像でした。与市はそのお像を自宅に持ち帰って、安置していたら、ある時、与市の家に偶然訪れた旅の僧侶から、「この像はもっとちゃんとした場所に安置しなさい」と言われました。そう、この像は、薬師如来の像だったのです。

その後、与市の就寝中、枕元に薬師如来が現れます。与市は滝に飛び込むようにお告げを頂きました。与市は言われるがままに滝に飛び込みました。すると、病気だった与市の母の目が治ったのです。

その後、この薬師如来像が発見された赤浦海岸は、地域の人々から聖地とされてきました。現在でもこの地域で、薬師如来を本尊としている一畑薬師では、赤浦海岸を参拝する儀式があり、海岸にある石は持ち出し禁止になっています。持ち出すと災いが及ぶとも言われています。

 

薬師如来は、無明の病を直す法薬を与え、衆生の病苦を救うとされている医薬の仏様です。極楽往生を約束する仏である阿弥陀如来とともに、日本においてはもっとも信仰されてきた如来であり、これを本尊とするお寺も多いです。

日本では、これまで数多くの薬師如来像が造られ、その中でも歴史のある神社には「国宝」と指定されている薬師如来像が存在しています。例えば、奈良県の法隆寺金堂に安置されている薬師如来像は、とても歴史が深く、お像の裏面に法隆寺創建の由来が刻まれています。

新型コロナウイルスという未知のウイルスと戦っている今日、私たちも薬師如来のチカラをお借りできるよう、赤浦海岸に参拝をしてきました。

 

 

 

稲佐の浜

実は、出雲大社に参拝する前に、訪れた方がよい大切な場所があります。それは、「稲佐の浜」という所で、出雲大社の西側、徒歩で15分くらいの海岸です。

海岸には、弁天島という大きな岩があります。以前は、潮が岩まで来ていて、島のようでしたが、現在は潮が引いてしまい、裸の岩になりました。しかし、以前の名残で、現在も弁天島と呼ばれています。

弁天島には、鳥居があり、豊玉毘古命(トヨタマヒメ)が祀られています。豊玉毘古命(トヨタマヒメ)は、初代天皇の神武天皇の祖母にあたる方です。まずは、弁天堂を参拝しましょう。

そして、この「稲佐の浜」は、出雲大社のご祭神である、大国主命(オオクニヌシノミコト)が、天照大御神(アマテラスオオミカミ)に国譲りをする時に、天照大御神(アマテラスオオミカミ)からの使者である、建御雷神(タケミカヅチノカミ)と対峙した場所といわれています。そのため、この浜は出雲大社にも関わりが深い、大切な場所とされています。

毎年10月には、出雲大社に日本全国の八百万の神々が集まります。八百万の神々は、この「稲佐の浜」から出雲大社に入るので、神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)がこの浜で行われます。この時、全国の神々は、それぞれの神社を留守にするので、10月は「神無月(神様がいない月)」と言われていますが、ここ出雲では、「神在月(神様がいる月)」とされています。

神々との関わりが深い、「稲佐の浜」にある砂は、出雲大社の様々な神事にも使われています。例えば、毎年6月1日に開かれる、「涼殿祭」では、大御幣を奉持した国造が進む時に、出雲の森から御手洗井までの道中に置く立砂として利用されています。

私たち一般の参拝者も、この「稲佐の浜」にある砂を持ち帰り、出雲大社に持ってくることで、様々なご利益があるといわれています。

今回、私たちも「稲佐の浜」にある砂を持ち帰り、そして出雲大社の奥にある、「素鵞社(そがのやしろ)」に向かいました。

「素鵞社(そがのやしろ)」のご祭神は、須佐之男命(スサノオノミコト)で、出雲大社のご祭神、大国主命(オオクニヌシノミコト)の祖父にあたります。出雲大社の一番北側の位置にあり、お爺さんが孫をやさしく見守っているようにも感じます。

この「素鵞社(そがのやしろ)」を参拝し、先ほどとってきたばかりの「稲佐の浜」の砂を指定された場所に置きます。そして、新しい砂を持ち帰ります。ざっくりいうと砂を交換するものと考えてください。持ち帰った砂は、お守りとして保管したり、自宅の庭、または田畑に撒くことでお清めになり、様々なご加護をいただけるとのことです。

私も「素鵞社(そがのやしろ)」で砂をいただき、お守りとして保管しました。

 

 

 

出雲大社に団体で参拝

出雲大社では、毎年6月1日に、真菰の神事「涼殿祭(すずみどののまつり)」が開催されます。

本祭は、弊社でも大切な行事として、毎年参列していました。しかし、今年は新型コロナウイルス蔓延防止のため、一般参列がなくなり、神職及び祭典奉仕者のみで行われたとのことでした。祭典後に頂ける真菰も今年はなくなりました。

出雲地方では、国造に踏み歩かれた真菰をいただくと、無病息災をはじめ五穀豊穣の御蔭を賜る信仰があります。今年は、真菰がいただけず、残念ではありますが、その代わりに、銅鳥居の内と外に真菰が吊し上げられていました。

この吊るされた真菰の下をくぐり、一日でも早く、新型コロナウイルスが収束することを願い、私たちも真菰の下をくぐらせて頂きました。ワクチン接種も進んでいるので、来年こそは参列できるといいですね。

 

今回は、「涼殿祭」には参列できませんでしたが、出雲大社の正式参拝をさせて頂くことができました。また、拝殿の中に入ることもでき、とても貴重な体験をさせて頂きました。

 

 

 

 

熊野大社を参拝

出雲大社に参拝した後、島根県松江市にある、熊野大社にも行ってきました。

熊野大社のご祭神は、「伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命」(いざなぎのひまなこ かぶろぎくまのおおかみ くしみけぬのみこと)というかなり長い名前の神様ですが、実は、これは須佐之男命(スサノオノミコト)の別名です。

先ほどご紹介した通り、須佐之男命(スサノオノミコト)は、出雲大社の北側にある「素鵞社(そがのやしろ)」のご祭神でもあります。そう考えると、出雲大社と熊野大社は、関わりが深そうに思えますが、実際、本当に深い関わりがあるんです。

熊野大社は、「出雲国一之宮」とされています。一之宮とは、その国(地域)で最も格式の高い神社を指します。つまり、出雲の国でナンバーワンの神社ということです。

でも、出雲の国には、出雲大社があります。いったいどちらがナンバーワンなのでしょうか?

出雲大社には、毎年11月に「古伝新嘗祭(こでんしんじょうさい)」という祭事があります。この祭事は、古くから国造にとって最も重大な祭事として奉仕されています。
実は、この祭事を行う前に、出雲大社の国造は、熊野大社に訪問し、祭事で使う火おこしの道具(燧臼、燧杵)を熊野大社から借りることになっています。この火おこしの道具を借りる儀式は、熊野大社で毎年10月に「鑽火祭(さんかまつり)」という祭事で行われており、熊野大社で有名な祭事のひとつです。
そして、出雲大社の国造は、火おこしの道具(燧臼、燧杵)を貸してもらうお礼に、お餅を熊野大社に納めるのですが、この際にお餅の出来ばえに対して、熊野大社側が、文句や苦情を言うことになっています。苦情を言うこと自体が神事になっていることを考えると、熊野大社の方が、出雲大社よりも格上なのでは? と考えてもよいかもしれません。

 

また、熊野大社の入口、「随神門」の上には、天皇を表す「菊花紋章」が使われています。「菊花紋章」は、神社だけでなく、どんな会社・団体組織でも勝手に使用することは許されていません。このことから、熊野大社は、いにしえより朝廷と深い絆があったことがわかります。

さらに、熊野大社には、国歌「君が代」に出てくる、「さざれ石」があります。君が代は、明治維新後に作られたイメージがありますが、実は、平安時代の「古今和歌集」に登場しているとても歴史のある歌です。これらのことを考えると、熊野大社が、格式が高い一之宮であるのは納得ですね。

熊野大社へのアクセスは、車がないと難しいのですが、出雲大社を訪れるのであれば、ぜひ一緒に参拝したいオススメの神社です。大きいしめ縄もあり、強いエネルギーを感じることができます。

 

 

 

 

日本の滝百選の竜頭が滝

少し時間があったので、島根県で一番のマイナスイオンのスポット、「竜頭が滝」に行ってきました。「竜頭が滝」は、「八重滝」とともに日本の滝百選に選ばれていて、中国地方随一の名瀑とも言われています。
水が40mの高さから杉の木の間を通り落ちていきます。激しく水しぶきを上げる模様は、その名の通り、龍が昇天するように感じます。

また、滝の裏側には滝観音が祀られており、実際に滝の裏側に行くこともできます。裏側から見ることができる滝は、日本全国にもほとんどなく、とても貴重な光景です。この滝で旅の疲れをリフレッシュさせていただきました。

「竜頭が滝」がある島根県雲南市は、須佐之男命(スサノオノミコト)がヤマタノオロチを倒した伝説ゆかりの地がたくさんあります。時間がある時にまたゆっくり巡ろうと思います。

 

 

 

以上が今年の出雲の国のレポートでした。出雲の国は行けば行くほど、何度でも訪れたくなる魅力的な国です。みなさんも是非、定期的に出雲の国に行ってみてください。

 

 

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