リバーヴの2022年の抱負を小野寺社長に聞いた

こんにちは、安藤です。
今日は、2022年の抱負を株式会社リバーヴの小野寺社長に聞いてみたいと思います。

今日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

さっそくですが、2022年のリバーヴさんの抱負を聞かせてください。

そうですね。今年は、大きなプロジェクトを立ち上げて、愛用者の皆様と一緒に進めていきたいと考えています。
大きなプロジェクトですか?

プロジェクトを立ち上げた理由


皆様のご存じの通り、11年前の東日本大震災で東北地方は甚大な被害に見舞われました。弊社がある宮城県気仙沼市は、原発の影響はなかったものの、津波によって多くの建物が流され、多くの命が奪われました。

そうでしたね。

幸いにも弊社社員は全員無事でしたが、震災後の再建は、とてつもなく長い道のりで、弊社創業100年の歴史の中で、最大の危機でした。


そうだったんですか。

そうですね。でも、そんな状況の中、多くの愛用者の皆様から「励ましのお言葉」や「物資のご提供」など、様々な暖かいご支援をいただきました。おかげ様で、弊社は震災から再び立ち上がることができ、現在に至るというわけです。私自身、この震災をキッカケに、愛用者の皆様との「絆」は、より深くなったと感じております。


まさに愛用者の皆様あってのリバーヴ、ということですね。

そのとおりです。現在も多くの愛用者の皆様が、毎週のようにマコモの世界を体験するために気仙沼にご来社されています。そして、愛用者様同士でも、新しい出会いや、「絆」が生まれています。

それは、すばらしいことですね。

そうですね。とても有難いことなのですが、弊社としては愛用者様に対して、まだ充分なおもてなしができていないと感じております。そのため、弊社は、愛用者様同士が集まれるスペースを作り、心が育まれるコミュニティーを作りたいと思うようになりました。それが私たちの使命なんじゃないかなと。


スペース作りですか?

ええ、ちょうど弊社の施設が老朽化しており、建て替えを計画していました。その為、その施設を新しく改築し、皆様が集まれる場所にしたいと思ったのです。私たちは震災の時に頂いたご支援に対して、充分な恩返しができませんでした。11年越しになりますが、今回の施設が恩返しになればと思っています。

マコモベイルハウスとは

もともと、施設の改築は、地元のハウスメーカーさんにお願いしようと考えていました。しかし、知人からの紹介で、アースバック工法というものを知り、アースバック工法での施設建設を検討するようになりました。


アースバック工法といえば、土のう袋を積み上げて、最後にモルタルや漆喰などを塗って仕上げる工法ですよね? 自然の素材を使ったエコハウスということですね。


そうなんです。アースバック工法は、「地球に返る(アースバック)」というのが名前の由来です。自然の材料を使った、人にも地球にもやさしい家は、弊社が取り扱う製品コンセプトと一致しています。そのため、弊社の施設も、このような形で作れればと考えていました。しかし、新たな出会いがあり、別の選択肢が出てきました。

別の選択肢ですか?

ええ、昨年、出雲大社の涼殿祭に参加した際、アバウト工務店の山納銀之輔さん(以下、銀ちゃん)に出会ったんです。銀ちゃんは、村づくりのスペシャリストとして、世界各地で自給自足ができるエコな村づくりの指導をされています。私と年齢も近く、とてもフレンドリーな方なので、今回の施設改築の相談を率直にさせて頂きました。


相談して、どうだったんですか?

銀ちゃんのご意見は、「アースバックもいいけど、それなら、ストローベイルというものもあるよ」というものでした。


ストローベイルですか?

ええ、ストローとは藁(ワラ)のことです。アースバックは土のうを積み上げて作りますが、ストローベイルは、藁(ワラ)のブロックを積み上げて作る工法のことです。エコという観点では、どちらも魅力的ですよね。

そうですね。

そして、銀ちゃんから、「藁(ワラ)のブロックを積み上げるのではなく、真菰のブロックを積み上げるのはどうか?」とご提案いただきました。そのご提案を頂いた時、私は「これしかない!」と思いました。私たちは、マコモを通じて愛用者様たちと繋がり、「絆」を深めてきました。それであれば、今回の施設の材料も真菰を使うべきだと。

確かに魅力的なお話ですね。

そうなんです。銀ちゃん曰く、藁(ワラ)ではなく、真菰を使ってのマコモベイルは、前例はなく世界発だそうです。とても夢がありますよね。

それは楽しみですね。

そして、銀ちゃんはワークショップという形で、みんなで家を作ることにこだわりを持っています。銀ちゃんご自身も自給自足で生活していた経験もあり、ワークショップの参加者は、多くの「気づき」や「学び」を得るそうです。私は、銀ちゃんのこの考え方にも共感しています。これからも愛用者様と共に歩んでいきたいと考えている弊社としては、ぜひ、このプロジェクトに愛用者の皆様にもご参加いただきたいと考えています。

なるほど。そういうことなんですね。

そして、銀ちゃんの多忙なスケジュールを何とかご調整いただき、今年、銀ちゃんをプロジェクトのリーダーとして、「マコモベイルハウス」を作ることになったのです。

施設の名前は、マコモ龍宮城

実は、施設の名前はもう決まっていて、「マコモ龍宮城」としました。

龍宮城ですか? 何か由来があるのでしょうか?

気仙沼は古来より、浦島太郎伝説が伝えられている町です。現在も浦島地区という地域が存在しており、地域の人々にとって、浦島太郎は身近な存在です。最近開通した高速道路のインターチェンジにも「浦島」という名前が採用されています。

そうだったんですね。

また、気仙沼の東側にある島(気仙沼大島)は、浦島太郎伝説と深い関わりがあります。まず、島にアクセスする道路には、「浦島トンネル」や「乙姫トンネル」があり、地元では「浦島ロード」と呼ばれています。そして、島には、「亀山」と呼ばれる山があります。

浦島太郎、乙姫様、亀さん、登場人物がみんな揃っていますね。

そして、島の最南端には、龍舞崎という岬があります。その名のとおり、龍が舞うような波しぶきがある岬です。ここには古くから龍神様が祀られています。また、岬を下に降りると、大きな岩場があり、乙姫様が流れ着いたと伝えられている、乙姫窟(おとひめいわや)があります。

乙姫窟(おとひめいわや)

このような歴史から、気仙沼は龍が鎮座する町ともいわれています。また、気仙沼は、宮城県の最北部、頭の位置にあります。つまり、「宮城」の頭に龍があるので、「龍宮城」となります。私は気仙沼には龍宮城があったと考えています。

なるほど。

そして、私たちは今回、令和の龍宮城を作りたいと思ったのです。おとぎ話では、「竜」の文字の竜宮城ですが、龍神様に感謝する気持ちも込めて、「龍」の文字を使い、マコモの会社が作る、龍宮城ということで、「マコモ龍宮城」という名称にしました。

プロジェクトの開始時期と内容

マコモ龍宮城プロジェクトの開始時期はいつ頃になりますか?

2022年4月からの開始を予定しています。銀ちゃんをプロジェクトリーダーとして、ワークショップ形式で進めていきたいと考えています。具体的には、マコモベイル作り、マコモ日干しレンガ作り、マコモ漆喰作り、の3種類のワークショップを複数回、実施したいと思っています。

楽しそうなワークショップですね。全部のワークショップに参加することもできるんですか?

スケジュール次第になりますが、全部参加したい方は、できる限りお応えしたいと思っています。しかし、参加人数に上限はありますので、その際はご了承ください。

体力に自信がない人でも大丈夫ですか?

家づくりといっても、重い材料をひたすら運んだり、スコップで土をひたすら掘ったりする土方のような作業ではありません。基礎工事は、別の業者に依頼してありますので、ご安心ください。皆様には、主に壁の部分を一緒に作りたいと思っています。小さいものをひとつひとつ作っていくので、体力に自信がない女性でも大丈夫です。

子供も参加できますか?

大歓迎です。銀ちゃんのワークショップは、衣食住の大切さを学べるワークショップとして、とても人気があります。お子様の「自主性」や「主体性」を伸ばしたいと考えている親御さんは是非、一緒にご参加ください。銀ちゃんご自身も、不登校の子供たちを受け入れて、様々な指導をするプログラムを行っております。今回のワークショップで過ごす時間は、お子様にとっても、かけがえのないものになると思います。

参加特典はありますか?

大したおもてなしはできないかもしれませんが、作業場所は、マコモの製造工場の隣になります。なので、できたてホヤホヤのマコモを飲み放題にさせて頂きたいと考えております。また、時期が合えば、真菰の収穫も体験できると思います。

完成はいつくらいを予定しているんですか?

今年、2022年の秋くらいを予定しています。完成時もオープニングセレモニーをやる予定なので楽しみにしてくださいね。

最後に、マコモ龍宮城プロジェクトの意気込みをお願いします。

マコモ龍宮城は、みんなで作ることに意味があると思っています。みんなで作る、みんなの家なので、完成後は、色々な人に集まって欲しいと思っています。20人くらいは入れる施設になる予定なので、自由に活用できるみんなの癒しの場になればと思っています。ぜひ、ご家族や友人をお誘いの上、プロジェクトにご参加ください。

ありがとうございました。

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